夏野菜なのに冬瓜、おいしい食べ方とレシピ

冬瓜

夏の猛暑の後に台風が続々来てすっかり秋めいてきましたが、このお天気の影響で、パレットはちょっと軽めちょっと小さめが続いていました。

でも今回のパレットの箱は一回り大きく、渡されたときにずっしり重く感じました。配達のお兄さんの表情が、心なしか得意げに見えます。

やったあ、実りの秋に突入だあ。

箱を開けてみると、なんだか巨大な緑色のものが…。まるで恐竜の卵のような形と大きさ(見たことないけど)で、濃い目の綺麗な緑色、つやつやしてますがところどころ粉を吹いたように白っぽくなっています。

早速パレットに同封されているおしながき「本日のメニュー」を見ると、この野菜は「ミニ冬瓜。」よく見る冬瓜より一回り小さいサイズで、千葉で育ったものだそうです。

いままでにも冬瓜がパレットに入ってきたことがありましたが、まるまま1個は初めてだと思います。いやあ、ミニとはいえ大きい。食べきれるかな。

冬瓜なんていう名前がついていますが、旬は6月から9月頃のれっきとした「夏野菜」です。まるのままの状態でとても日持ちがするため、「冬まで保つ」という意味で冬瓜と呼ばれるようになったそうです。実際は冬までは保たないようですが。

「本日のメニュー」によると、利尿作用が高く、夏の暑さで疲れた体を整えてくれる食材だそうです。冬瓜って味のないウリってイメージで、自分でわざわざ買ってまで味わおうと思ったことがなかったのですが、このミニ冬瓜はどうかな。

大きいミニ冬瓜ですが、外の皮と中のワタと種は食べられないので取り除きます。まずは下ごしらえ。半分に切り、中のワタをスプーンでかき出します。切り口はまるでメロンのようです。種のつき方もそっくり。ただし種は大きめです。次に皮を剥きます。厚くてけっこう剥きにくいので、包丁で剥くときは気をつけて。

冬瓜スープ

らでぃっしゅぼーやのおすすめの料理方法は、鶏ひき肉のそぼろあんかけのようでしたが、ちょうど肌寒い日だったので、あったかい「冬瓜と白菜のスープ」でいただきました。ミニ冬瓜半分を一口大に切り、コンソメスープで煮ます。ちょうどパレットのおまけでチキンコンソメが1パックついてきたので、それを使いました。冬瓜が透明になってきたらベーコンと白菜を入れ、白菜がくったりしたら火を止め、塩コショウで味を整えます。

さて冬瓜のお味はというと、歯ごたえは残っているのに柔らかくて口の中でふわっと溶ける感じ、チキンコンソメの味とベーコンの旨味がしみて美味しい!これが冬瓜っていう個性的な味はないけれど、周りの味をうまあくまとめてるような感じです。

クッタリ煮込んだ白菜がまた美味しい。残りの冬瓜で同じスープを作り、卵を溶き入れてみたらまた違う味わいで美味でした。夏にさっぱり冷製でいただく冬瓜料理も良いのですが、暖かいスープでいただく冬瓜もまた良いですね。冬瓜、見直しちゃいました。

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