にんにくはちょっと、、、という方でも大丈夫!葉にんにくのおいしい食べ方

52葉にんにく

パレットをサイズアップしてから、野菜の種類が増えたせいか、見慣れない野菜が今までより頻繁に入ってくるようになりました。今回入ってきたのは、「葉にんにく」。どうやら、にんにくができる前の若い葉っぱの状態のようです。このまま収穫せずに育てていくと、やがて葉っぱが枯れてにんにく部分が膨らみ、お馴染みのにんにくが収穫できます。

葉にんにくは九州や沖縄では良く食べられているそうで、今回の葉にんにくは鹿児島産でした。中華料理にある「にんにくの茎」と同じ?と思いきや、どうやらにんにくの茎は花が咲く品種のようなので、ちょっと違うみたい。葉にんにくは茎の部分に葉が重なっていて、やわらかいです。

さてこの「葉ニンニク」、根元が真っ白でやや膨らんでいます。生でかじってみると、うわあ、やっぱりにんにくの味!でも強烈な感じはないので、焼き肉の後みたいに生で食べてもそんなにニオイが気にならないんじゃないかな、と思います。さわやかな辛味、とでも言いましょうか。なんだか元気になれそう。葉の部分はにらの葉っぱのように平たくなっています。でもにらみたいなキシキシした歯ざわりはなくて、葉ネギみたいにやわらかい感じがします。

52葉にんにく炒め

らでぃっしゅぼーやさんおすすめの食べ方は、天ぷら、お肉との炒めもの、おひたし、酢味噌和えなどです。ちょうど牛肉が冷蔵庫にあったので、牛肉と葉にんにくの甘辛炒めを作ってみました。牛肉を一口大に切り、酒、醤油、片栗粉で下味をつけます。ニンジンは細切り、玉ねぎはスライス、葉ニンニクは5センチ位にザクザク切り。まず牛肉を炒め、一旦取り出してニンジン、玉ねぎを炒め、牛肉を戻して葉にんにくを投入。酒、砂糖、醤油で味付けして完成。葉にんにくの白いちびにんにくのところがこりっと歯ごたえが残り、葉の部分はやわらかくて美味しいです。にんにくの香りがまた食欲をそそります。葉の色が鮮やかな緑になり、白い茎の部分とのコントラストが見た目にも美味しげです。

普通のにんにくを食べるとお腹の調子が悪くなることがあるのですが、葉ニンニクを食べた後は大丈夫でした。これは、にんにくに含まれるアリシンという成分には強い殺菌作用があり、お腹の中で効きすぎて腸の善玉菌までもやっつけちゃうと、お腹の調子を崩してしまうのだそうです。特に生にんにくは刺激が強いので、胃腸を荒らしてしまうこともあるようです。でも、葉ニンニクは普通のにんにくほど刺激が強くないので、お腹も痛くならないのでしょう。にんにくは好きなんだけど、お腹が…、という方、葉にんにくを試してみては?

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