離乳食のガイドブックをみると、やたらに「だし汁」がでてきます。赤ちゃんが大人の食べている様子をみて自分ももぐもぐ始めたら、離乳食を始めるサイン。
野菜スープ(野菜を煮込んだ煮汁のことで、野菜の旨みが溶けだしています)、おかゆ、軟らかく煮てつぶした野菜、白身魚、豆腐などと進んでいきます。
離乳食では、初めは調味料はほとんど使わず、素材の旨みを体験させてあげるのですが、その素材の旨みを引き立てるのが「だし汁」です。
前述の野菜スープや、水につけた昆布を煮て作るこぶだしは、普段から使っているので、大人向け料理のついでに多めにだしを取っておけば良いのですが、かつおだしや煮干しだしとなると、普段からきちんとは作っていないので、離乳食のためだけに作るのも大変です。
だしをとった後のかつおぶしや煮干しを捨てちゃうのももったいなくて、でも毎回大量のふりかけや煮干しを食べるわけにもいかず、結局いつも手抜きになってしまいます。
市販のだしの素や粉末だしは添加物や保存料などが心配で、赤ちゃんの離乳食に使っていいのか不安でしたし、ベビーフードとして販売されている粉末だしはいまいち本物の味と違う感じがしていました。
そんなときに、らでぃっしゅぼーやで見つけたのが「だしパック」と「和風細粒だし」。
だしパックとは、水出し麦茶が入っているような紙パックの中に、かつお、さば、昆布、しいたけなどが細かい粉末状になってはいっているもので、もちろん調味料や保存料などの添加物は入っていません。
1パックで味噌汁5~6杯分のだし汁がつくれます。水の状態の時にだしパックを入れ、沸騰したら2~5分煮出してからパックを取り除きます。
簡単に本物の味のだし汁がつくれちゃう優れものです。このだし汁で味噌汁を作るついでに豆腐や味噌汁の実をゆでてそのまま赤ちゃんに食べさせたり、だし汁を白身魚のお刺身1切れにかけて電子レンジで加熱すれば、離乳食のメインディッシュのできあがり。
離乳食作りになにかと役に立ってくれます。うちの味噌汁は今もこのだしパックを愛用しています。だしがおいしいと、味噌を入れる量も少なくて済むみたいですよ。
「和風細粒だし」のほうは、いわゆる粉末だしで、静岡焼津港で上がった鰹と北海道羅臼産の昆布で作っただし汁に、ビートから作った砂糖と天日塩が少し入った、素材にもこだわったらでぃっしゅぼーやならではの製品です。
ほんのりうす味がついていますので、赤ちゃんにうどんを食べさせるときに、この細粒だしをお湯にとけば、赤ちゃんにぴったりのうす味のうどんつゆがあっという間にできあがります。
しかも味も本格的です。大人のうどんには、和風細粒だしで作っただし汁にしょうゆ、みりんで味付けすれば、わざわざめんつゆを買ってこなくても、つゆができちゃいます。しかも美味しいです。
我が家はこの細粒だしをいつも常備していて、だし巻玉子や煮物のだしなど、ほんの少しだし汁が欲しいときにぱぱっとお湯に溶いて使っています。だしパックとともに、いつも大活躍の、お役立ちアイテムです。