真っ赤なビーツ、スープにすると甘くておいしい

ビーツ

「げっ!なにこれ?食べられるの?」とは、息子たちの第一声。らでぃっしゅぼーやのお任せお野菜セット「ぱれっと」に入ってきた、ビーツを使ったスーブを見ての感想です。

まったく失礼な息子たち。私が食べられないものを食卓に並べると思う?でも、食べられるとわかっていても驚いてしまうほど、鮮やかな赤!真っ赤!中に入っているじゃがいもはピンクに染まり、世にも不思議な光景です。

梅干し好きな三男は、赤い色から「これ、酸っぱいの?」と心配するし、次男はぶどうジュースを連想したらしく「ぶどうスープ??」

この不思議な野菜「ビーツ」は、ぱれっとの底の方に入っていました。透明なビニール袋に包まれ、見た目はサトイモのようにゴツゴツしていて周りには泥がついていて黒っぽいのですが、サトイモと違って長ーい根が伸びています。

泥を洗い落とすと、皮は赤紫色を帯びています。かぶのような形ですが、赤かぶのラディッシュと違い、皮を剥いて中身を切った断面も濃い赤紫色で、年輪のような地模様がついています。

ビーツは、サトイモや大根の仲間ではなく、なんとほうれん草と同じ「ヒユ科」なのだそうです。全然似てない…。砂糖の原料になるさとうだいこん(テンサイ)の仲間です。

特徴はほんのり甘い味と、あざやかな赤色。ボルシチに欠かせない材料だそうです。なるほど~、ボルシチのあの赤色はビーツの色だったんだ。ちなみに、この色はベタライン系と呼ばれる植物系の色素によるもので、抗酸化作用があるそうです。

ビーツの葉っぱは緑色で茎の部分が赤く見た目がきれいなので、ベビーリーフに入っているそうです。なるほど、見たことあるある。

ビーツスープ

さて、スープを目の前にした息子たち。はじめは恐る恐る近づいてきましたが、一口スープを飲んでみると、「おっ、うまっ」。味付けはいつものコンソメスープなのですが、ビーツをかじるとやや甘く感じるようで、息子たちには大好評でした。

らでぃっしゅぼーやからのお手紙によると、スープなどの煮込み料理がおすすめですが、夏の暑い時期の食べ方で、サラダが美味しいそうです。

ビーツ1個を皮ごと茹で、柔らかくなったら皮を剥いてさいの目に切り、コーンやツナと合わせてオリーブオイル、レモン汁、塩コショウで味をととのえて出来上がり。

さっそく挑戦!したのですが、皮ごと茹でる段階で時間がかかって断念してしまいました。10分茹でても中はかたーいまま。20分以上茹でないと中まで柔らかくならないかも。でも待ちきれないので、さいの目に切ってゆでちゃいました。

切ってからゆでてもなかなか美味しいサラダになりましたが、じっくりまるごとゆでるときっと甘みが増すんだろうなあ。今度は時間のあるときに挑戦しようっと。

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