子供が苦手なにらは卵とじにして食べさせちゃおう

にら

子供の苦手な野菜ランキングでトップテン入りは間違いない野菜、ニラ。私もあの独特の歯ざわりが苦手で、できるだけ刻んで餃子に入れたり炒めものにいれることが多いです。

このあいだらでぃっしゅぼーやのお野菜お任せ「パレット」に入ってきたニラは、なんだか細めで柔らかそう。だけど葉に張りがあって、ピンっと伸びています。

この季節だからなのか、はたまたこのところ雨がちで発育が良くないせいなのかわかりませんが、いつもの濃い緑の太い感じのニラとは明らかに見た目が違います。葉は薄めの緑色で根元のあたりが白、長さが普通のものより短く、細い分一束の本数がいつもの2倍近くあります。

水洗いすると、水をはじいて小さい水の玉がコロコロキラキラとっても綺麗です。

ニラはレバニラ炒めなど夏のスタミナ料理のイメージが強いのですが、旬は春から秋だそうです。特に春の出はじめの時期のニラはやわらかくて香りが強く美味しいそうです。今回のニラは、秋だけどまるで春のニラのような様子だったのですね。

猛暑の後の肌寒い雨続きでニラが勘違いしちゃったのかしら。ニラは丈夫な野菜で、株を残し根元で葉を切って収穫する、という具合にくり返し収穫するので、年に3回くらい採れるのだそうです。なんて経済的。ニラはビタミンB1の吸収を助ける成分を多く含むので、レバーや豚肉と合わせて食べると良いそうです。レバニラ炒めは理にかなった調理法なのですね。

今回のこの細めのニラ、刻んでしまうのはなんだかもったいないので、ニラが主役の「ニラの卵とじ」を作ることにしました。

ニラは3センチくらいの長さに切ります。らでぃっしゅぼーやのニラは根元も切り落とさずに全部食べられます。粉末ダシを水にといてみりん、しょうゆ、塩を入れて煮立て、舞茸、にらの根元、ニラの葉の順に入れ、最後に卵を回し入れて蓋をし、火を止め少し蒸らして完成です。

にら卵とじ

ニラはすぐに日が通るので、このメニュー、あっという間にできる、お手軽副菜ですね。いつもだとなかなか食べてくれない子どもたちですが、ニラが柔らかくて食べやすいのか、食事時のおしゃべりをしがらいつの間にか食べ終えていました。

舞茸を入れたのも食べやすくなった理由かもしれません。いつもはしいたけだしを取るついでに干ししいたけの戻したものを入れるのですが、これがあまり子供に人気がないのです。舞茸は味も美味しいし口当たりもやわらかいので、ちょっと歯応えのあるニラと好相性かもしれません。

普段良く目にする野菜も、よく見るといつもとちょっと違うこともあるのかもしれません。いつものメニューもおいしく味わえると、ちょと得した気分です。

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