今日はらでぃっしゅぼーやの週一度の配達日,1箱分のお野菜がいろいろ配達される日です。冷蔵庫の野菜室は,今日届くお野菜たちのために空けてあります。
らでぃっしゅぼーやで届くお野菜のうち,一番おいしさを実感できるのは,「にんじん」だと思います。にんじんはたいてい泥付きで我が家に届きます。
そして,スーパーで見慣れた色,形のにんじんとはちょっと違う,色が濃かったり薄かったり,長細かったりする品種のものも入っています。味も微妙に違うこともあります。
これは,お野菜を産地から自宅まで直接届けるので,流通にかかる時間がスーパーや八百屋さんに比べ短いという利点を生かして,おいしいけれど痛みやすい品種や大量に作るのは難しいような野菜も届けられるから,という理由のようです。
らでぃっしゅぼーやだけでなく,野菜の産直や宅配といわれている業者・生協などでも同じ考え方で野菜の品種を決めているそうです。
さて,にんじんの話。らでぃっしゅぼーやでよく届けられるにんじんは,泥付きで少し表面がごつごつしていて,細い根がところどころにのこっています。
葉っぱがついていることもあります。アニメのバックスバニーがよく食べているような,細くて葉っぱ付きのにんじんも夏になるとたまに入ってきます。
葉っぱは香りがいいので,サラダにあえたり,刻んでスープに散らすとおいしいです。年末が近くなると深いオレンジ色で細長い「京ニンジン」が入ることもあります。これは煮物にすると絶品です。
にんじんが届いたらすぐに泥を洗い流します。水洗いしている時点で,もう「にんじんのかおり」がしてきます。泥を落としたら乾かして野菜室で保存します。
では実際ににんじんを食べてみましょう。なんといっても一番のおすすめレシピは「にんじんとレーズンのサラダ」,にんじんの美味しさが楽しめる簡単サラダです。
まずにんじんを斜めに薄切りにします。小さいお子様にはニンジンの皮をむいてあげましょう。ニンジンの皮の内側は一番栄養があるそうなのですが,小さい子供はうまく消化ができないので,皮つきで食べたからと言って栄養が体に吸収されるわけではありません。
それに,小さい子供は皮の食感がいやでニンジンが嫌いになることもあるようなので,できればにんじんを嫌いになるような要素は取り除いておきましょう。
「にんじんはおいしい」と子供の頭の中に定着したら,皮つきでもなんでも大丈夫です。斜めに切ったにんじんを,今度は縦に細長く切ります。レーズンはお湯に浸すと,表面の鉱物油がとれて甘くおいしくなりますよ。
ボールににんじん,レーズンを入れて,フレンチドレッシングであえます。これだけ。少し蜂蜜を加えたり,ローストしたアーモンドスライスやくるみを入れてもおいしいですよ。
子供にお手伝いしてもらうときは,ニンジンを包丁で切らずにピーラーで皮をむく要領でひらひらにむいてもおいしいです。子供も自分のつくったサラダ!とよく食べてくれます。ぜひ,試してみて。