「らっきょうなんて、子どもは食べないよね~」と私も思ってました。ところが、ぱれっとに入ってきた島らっきょうは意外にも子どもたちに好評でした。
実は私はらっきょうが苦手で、といってもカレーライスのお供にでてくるらっきょうの甘酢漬けです。味もですが、あのきしきしする歯ざわりが特に駄目で、我が家ではらっきょうが食卓に登ることは未だかつてありませんでした。でも、いつも色々なお野菜をおまかせで届けてくれるらでぃっしゅぼーやの「ぱれっと」に、島らっきょうなるものが入ってきました。もうこれは、食べてみなくちゃ!
島らっきょうは沖縄の野菜で、普通のらっきょうより細長くて小ぶり、香りが良くてさっぱりとした味わい、だそうです。白い部分を生で食べても、炒めて食べても美味、とあります。さっそく水洗いしてから薄皮をむいて、葉と白い茎の部分に分け、白い部分をかじってみました。
なるほど~、辛いけどすっきりした味わい、ねぎみたい。私の嫌いな歯ざわりもないし(生だから、かも知れませんが)。でもこどもが喜びそうな味じゃないかな。
島らっきょうは普通のらっきょうを早くに収穫したものだそうで、血液をサラサラにしてくれる成分が含まれているそうです。沖縄の人は島らっきょうとかよく食べるから長生きなのかなあ。
島らっきょうについてきた説明書きによると、おすすめはチャンプルー(炒めもの)ということなので、早速つくってみます。まず島らっきょうの白い部分を斜め切り。緑がかった部分ももったいないので、小さく刻んでおきます。にんじんを斜め切りしてから細切りに。豚肉に塩コショウをして炒め、ニンジンを投入。全体に火が通ったら豆腐、島らっきょうを入れ、味噌、酒、醤油で味付け。皿に盛りつけてかつおぶしを振ってできあがり。
今回は手抜きをしたため豆腐が崩れてしまってみてくれは良くないですが、見た目も気にするなら豆腐は先にしっかり水を切り、さきにフライパンで焼いて表面に焼き色をつけるとよいですよ。
さて、お味ですが、生で食べた時の強い辛味がなくなってさっぱり感だけが残り、歯ざわりも柔らかくて豚肉とお豆腐によく合います。驚いたことに、子供たちが美味しいとパクパク食べていました。チャンプルーにすると、島らっきょうは美味しく変身するのね。意外な美味しさにびっくりです。今回はレシピ通りの味噌味でしたが、塩コショウだけでもいけるかも。次男は胡椒をかけて食べてました。
もしかしたら普通のらっきょうも、チャンプルーにするとおいしくなったりするのかしら。島らっきょうはいろいろ試したくなるような美味しさでした。