らでぃっしゅぼーやの長ねぎはとても新鮮

らでぃっしゅぼーやでよく届く食材のうちの一つに「長ねぎ」があります。ノーマルな白葱やわけぎ、葉ねぎにあさつき、冬には下仁田ネギや普段スーパーでは目にすることのないねぎなど、長ねぎにもいろいろな種類があるんだなあと感心されられます。

白葱(白い部分が多いねぎ)は泥付き根付きでくるときと、白くきれいに洗った状態で根もごく短く切り落としているときとあります。長ひょろいビニール袋に入ってきたときはそのまま、新聞にくるまれて入ってきたときは新聞ごとレジ袋に入れて野菜室に保存します。

昨日届いた長ねぎはノーマルな白葱で、きれいに泥を落としてあり葉先と根が切りおとしてありました。緑の葉の部分が10cmほどあったので、届いたその日にさっそく青い葱を刻んでいたら、緑の葉の内側に透明なゼリーのようなどろっとしたものがたまっていて、切り口から流れ出すほどでした。

これはねぎの美味しい成分ムチンといって糖とタンパク質からできていて、寒くなる冬にねぎが凍るのを防ぐために、このゼリー状のものが増えるのだそうです。

鮮度が落ちてくると、このゼリー状のものもだんだん減ってしまうので、これが入っている葱は新鮮なねぎといえます。春になってもたくさんはいっているなんて、さすがらでぃっしゅぼーやです。

ムチンはモロヘイヤや山芋のねばねば成分と同じものです。ゼリー状のものを食べてみると、ネギ独特のつんっとした香りとさわやかな風味が広がります。

白い部分も切ってみましたが、ゼリー状のものは入っていませんでした。でも白い部分には弾力があって、みっちり詰まっている感じがしました。

白ネギを美味しく食べるメニューと言えば、やっぱり「鍋」。最近は鍋用スープが売られていて、手軽に美味しい鍋が楽しめますね。

うちでお気に入りの鍋は、豆乳鍋ときりたんぽ鍋。ちゃんこ鍋も人気です。今回はきりたんぽ鍋が食べたくて食材を買いに行きましたが、もう春のせいか肝心のきりたんぽが見つからず、代わりにうどんをいれた「うどん鍋」にしました。

スープは、レトルトパウチの2倍濃縮比内鶏スープの素を昆布だしで3倍にうすめたものを使います。スープの素を使わなくても、醤油や酒、砂糖を適当に入れて骨付き鶏肉を水から煮込んでスープを作ることもできます。

うどん鍋の作り方は、昆布だしにニンジン、大根、ごぼう、鶏肉を入れて火にかけ、煮立ったらあくを取って比内鶏スープの素を入れ、小松菜、舞茸、油揚げ、くずきり、うどんと順に入れ、そして今日の主役の白ネギをたっぷり入れて中火で煮込みます。

白ネギは煮ると甘みが増して、また一段と美味しいです。普段白ネギは辛いからと敬遠している子供たちにも、鍋になると白ネギはがぜん人気者です。白ねぎは消化を助ける働きや体を温める効果があるので、おいしく食べて健康に過ごしたいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です