コールラビは軽くゆでると甘みが増して美味しくなる

先日、ぱれっとを開けたら中になにやら不思議な物体を発見しました。

きれいなうす黄緑色でつるつるしていて丸く、大きさはソフトボールよりやや小ぶり、かぶのように先がすこしとんがり気味で、さかさにするとまるで大きなつぼみのようです。

ところどころに葉の付け根みたいな突起がつきでていて、一番上には小さな緑色の葉っぱが1つだけ残してあります。

ブロッコリーの茎から葉とつぼみの部分を切り落として、中に空気を入れてまあるくふくらましたような形です。持ってみるとけっこうずっしりと重く、手でへこまないくらいの硬さです。

この不思議な物体についてきた説明書きによると、名前は「コールラビ」。

群馬県産、らでぃっしゅぼーやが選んだ珍しい野菜や伝統のある野菜のコレクション「いと愛づらし~らでぃっしゅぼーや名菜百選~」のうちの1つで、かぶのようですがキャベツの仲間なのだそうです。

キャベツに全然似ていないけどね。うちに届いたものは黄緑色でしたが、紫色のものもあるとか。

食べ方は、上下を切り落として皮を剥き、生のままサラダ、軽くゆでて和え物、煮崩れしにくいのでクリーム煮、炒めてパスタの具など、いろいろ楽しめそうです。

さっそく切ってみましょう。上の方は少し硬い感じがするので、厚めに切りおとします。

皮をむくと中は白っぽい薄緑色、なかなかきれいです。生でかじってみると、なるほどかぶみたいにやわらかいのですが、かぶほど筋っぽくないし苦味もない、さっぱりした味です。

ブロッコリーの茎の味に似ているかもしれません。さてどうやって料理しよう。我が家でいつもブロッコリーの茎で作っている、「ゴママヨ和え」が合いそうです。

ニンジンとコールラビを拍子木切りにして、ニンジンは水からゆで、沸騰したらコールラビをいれます。柔らかく煮えたら湯を切り、マヨネーズ、ゴマドレ、しょうゆ1たらし、塩、こしょうとよく混ぜてできあがり。

すりごまがあったら、仕上げにふりかけましょう。ゴマの風味がアップしてさらに美味しいですよ。

コールラビは軽くゆでると甘みが増して美味しくなる気がします。味はブロッコリーの茎に似ているのですが、繊維質っぽい硬さはなくてとてもやわらかいです。

今回は少しゆですぎてしまったようで、箸で挟むとぱきっと折れてしまいました。このやわらかさはもしかしたら離乳食に使えるかも。

らでぃっしゅぼーやではおまかせ野菜詰め合わせのぱれっとのほかに、カタログで好きなものを選んで注文できる「元気くんカタログ」といものがあります。こちらでもコールラビが買えますよ。

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