らでぃっしゅぼーやの配達のお兄さんに手渡されたぱれっとの箱が、今日はなんだかずっしり重い...。開けてみると、底のほうにかぼちゃが半分入っていました。かぼちゃは重いほうが美味しいそうなので、今日のかぼちゃは期待できそう。
ぱれっとにはいろいろな種類のかぼちゃが入ってきます。普通の濃い緑色のえびすかぼちゃや江戸崎かぼちゃ、クラシカルな形の日本南瓜、ちっちゃいぼっちゃんかぼちゃなど、種類も豊富です。
変わったところでは、ゆでるとそうめんのように中の部分がばらばらにひも状になる、不思議なそうめんかぼちゃというものが入ってきたこともあります。中身が半透明で味もかぼちゃというより「うり?」という感じで、酢の物にあいそうな味でした。
今日入っていたのは、外側の皮が白っぽいかぼちゃです。白かぼちゃといわれているものです。ゆでてみると、ねっとりというよりほくほくで粉っぽい感じで、甘みは少な目。ゆでても実が煮崩れしないタイプでした。
私は甘いかぼちゃが大好きなのですが、息子たちが大きくなるにつれだんだん甘いかぼちゃを喜ばなくなってしまい、煮ものにしても「のどが詰まる~」と牛乳をお供にしないと食べてくれません。
幼稚園の頃は、手づかみで食べられる「かぼちゃだんご」(つぶしたかぼちゃに片栗粉を混ぜて小判形に成型し、フライパンでバター焼きして砂糖醤油のたれをつけたもの。)や、「かぼちゃの茶巾絞り」(つぶしたかぼちゃ、レーズン、クリームチーズを混ぜてラップできゅっと包んだもの)が大好きで、お弁当に入れると大喜びで食べてくれたのに。
そこで最近よく作るかぼちゃ料理が「かぼちゃツナサラダ」と「かぼちゃのチーズ焼き」。かぼちゃツナサラダのほうは、つぶしたかぼちゃにツナ缶とレーズン、マヨネーズをいれ、塩コショウで味を調えるだけの簡単料理です。
ツナがはいるだけで、甘いかぼちゃもご飯のおかずに変身するらしく、息子たちも喜んで食べています。このレシピは長男が小さいときにママ友から教えてもらったんですが、酸味が苦手だった長男はマヨネーズの味がお気に召さなかったようで、その当時はあまり喜んでは食べてくれませんでした。
でもすっかり味の好みが変わってしまってツナサラダも食べるようになってきたので、久しぶりに作ってみたら思いのほか息子たち3人ともぱくぱく食べてくれました。
今回ぱれっとに入っていた白かぼちゃは、甘さが少なめでほくほくしていたので、このツナサラダにぴったりでした。かぼちゃのチーズ焼きのほうは、我が家の定番で、耐熱容器にカットしたかぼちゃを並べて電子レンジでチンして軽くしおこしょうを振り、ハム、チーズを乗せてオーブントースターで焼くだけ。
あっという間にできるのに、栄養バランスもばっちりで、朝ごはんのおかずにもなります。なんでもチーズを乗せて焼くと喜ぶのよね、うちの息子たち。
こどもの味覚はどんどん変わってしまいます。前は嫌いだったのに今作ってみると意外に美味しそうに食べる、なんてことも良くあります。そのときそのときで「美味しい」と感じれくれる料理法が違ったりするので、いろいろ試してみるとおもしろいですよ。