小さい子どもの初めての包丁、おすすめはこれ

食育包丁

先日小学生の三男の調理実習に参加する機会がありました。作るものは「カレーライス」。キャンプの前に保護者と一緒に作り方の予行練習でした。

ごはんはおうちからタッパーにつめて持参して、学校で作ったのはルーだけなのですが、子どもたちが意外に手早くてママたちはお手伝いというよりただ見守るだけでした。

事前の授業でおおまかな作り方を勉強していたらしく、材料を洗ったり切ったりするのも事前に誰がやるか担当を決めていたのかとってもスムーズ。

次男のときはしっかり者の女子たちが指揮を取り、男子は主に洗い物と食べる係だったのですが、三男のクラスは驚いたことに男の子も包丁を持ってちゃんと切ったり混ぜたりと働いています。

男の子のママたちに聞いてみると、おうちでもたまにお手伝いをする子や、小さい頃にお手伝いが好きだった子が多いようでした。

小学生それも高学年になると、忙しくてなかなかお手伝いできないけれど、小さい時にお手伝いさせておくと後々までお料理や食事に興味を持ってもらえるのかも知れません。

さて我が息子はというと、ニンジンを切る係りさんをしていました。彼はお料理を見るのが小さい時から好きで、小さい時カウンターキッチン越しによく観察していました。

長男のときは私も余裕があったので、小さい頃からあれこれ一緒にお料理したりお手伝いを頼んだりしていましたが、三人目の子どもとなるとこちらも忙しくてなかなかじっくりお手伝いさせることができませんでした。

特に上の二人と違って不器用な三男には、つきっきりでないと包丁を使わせられなくて、ついついおっくうになってしまって。でも高学年になり、なんとかこども包丁が使えるようになってきたので、夏休みなど息子も私も時間の余裕のあるときにお手伝いしてもらいます。

サラダ

この調理実習の前にも練習を兼ねてトマトやきゅうり、ニンジンを切ってもらっていたので、学校でも自ら進んでニンジン切り係に立候補したようです。それ以来、夕食の仕度を始めるといそいそとマイ包丁を出してきます。

この三男が愛用しているのが、らでぃっしゅぼーやで買った「食育包丁」。普通の包丁よりちょっと小ぶりで、柄も子供の手に握りやすい太さのこども包丁です。

切れ味も良く携帯に便利なカバー付きなので、どこかに持参するときは私もこのこども包丁を借りています。長男が幼稚園生の時に購入しましたが、一番気に入って使っているのは三男かも。

自分で料理すると嫌いなものも食べられるようになるとよく聞きますが、この三男がまさにそうで、嫌いなトマトもマイ包丁で自分で切ってサラダにするときっちり食べてくれます。

まだ包丁をまっすぐ下におろして切れず斜めになりがちなので、硬いカボチャやごぼうは切れませんが、練習を重ねて切るほうのレパートリーが広がると、嫌いなものもどんどん好きになってくれるかも、と期待しています。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です